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僕と一緒に 나와 함께

ブログなるものを徒然なるままに…

猫と人の奇跡の物語

昨日、アンビリバボーで紹介されていた猫と人の奇跡の物語

ある男のどん底人生救った猫、路上パフォーマンス評判で書籍化も
2012/11/08 16:05 [よもやま話]

ロンドン中心地のある路上では、週に2回、英国で有名な1人の男性と1匹の猫のパフォーマンスを見ることができる。男性の名はジェームズ・ボーウェンさん、連れている猫はボブ。2007年、当時すさんだ生活を送っていたボーウェンさんは、自宅アパートの下でケガをしているボブと出会った。飼うつもりはなかったものの、面倒を見ているうちに懐くようになったボブに、彼は家族としての拠り所を見出すようになり、今では大切なパートナーとして日々仲良く過ごしているそうだ。


英紙デイリー・メールや米ニュースサイトのハフィントンポストによると、ボーウェンさんは3歳のときに両親の離婚を経験。母に連れられ、英国からオーストラリアへと渡った。しかし「いつも稼ぐお金より多くを使っていた」母との生活は苦しく、仕事が変われば彼も広いオーストラリアを西へ東へ、学校を転々とする日々だったという。そして、待っていたのは同級生たちによるいじめ。彼は「誰も自分のことを理解してくれないと思っていた」と、人間不信に陥った。

さらに母親が再婚すると、新しい父親とそりが合わず母親との関係も崩壊。18歳のとき、「ロックスターになりたい」と夢を追う決心をしたボーウェンさんは、単身英国へと戻り、結婚していた異母姉妹宅へと身を寄せた。しかし、ここでも良好な関係を築けずに家を出る事態となり、彼は友人宅を転々とした後に路上生活者となる。そこで同じ境遇の仲間から勧められて薬物に手を出した彼は、「死にかけるくらい」重度の薬物中毒にも陥り、人生の底に落ちていった。


しかし3年後、ようやく努力を始めたボーウェンさんは路上で歌うパフォーマンスを行いながら、薬物更生プログラムを受け、提供された公営アパートに入居。そんなとき、アパートの下でボブと出会った。誰かの飼い猫かと思い、周りに話を聞いてみても所有者は見つからず、結局「もともと猫好き」という彼はボブの脚のケガが気になり、治療を受けさせるために動物病院へ。そのせいで1日に稼げる収入を超える「28ポンド(約3,600円)」を請求されたものの、この後、彼はボブを見放せなくなったという。


するとある日、仕事に向かうためボーウェンさんがバスに乗ると、ボブは目的地まで後を追いかけて来たことがあったそうだ。以来、ボブを肩に乗せて一緒に仕事をするようになると、パフォーマンス前からボブにお金が集まるようになり、収入は以前の「約3倍」に。そして人気となった彼らに2年前、1人の女性が話しかけて来たという。出版関係者の彼女は、地下鉄の駅で雑誌を売っていたボーウェンさんに、彼らの人生を紹介する本の出版を持ちかけ、半年後には「A Street Cat Named Bob」が発売された。



英国のノンフィクション書籍では異例の「6か月間トップ10に入った」本は、現在までに英国内で16万部以上を販売。18か国語に翻訳された本は、2013年夏には米国でも発売されるという。ボブと出会って、「初めて家族がいるように思えた」と話すボーウェンさん。共に生活をするうちに、彼自身が「多くを学び、成長した」そうで、大きなきっかけを与えてくれたボブには「感謝している」と話している。


現在もパフォーマンスを続ける一方で、本が売れて一躍有名になったボーウェンさんには、ハリウッドから映画化の話も舞い込んでいるとのこと。本の収入を「借金の返済やボブの健康保険加入」などに費やした彼にとって、いずれ「家を買って、慈善活動をしながら普通の生活を送る」ためにも映画化は悪くない話のようで、交渉が進められている。それでも「まだ芸をするのが好きだし、ボブもそう」と話しているから、これからもまだまだ、ロンドンで彼らのパフォーマンスを見ることができそうだ。

ボブという名のストリート・キャット

ボブという名のストリート・キャット

ボブと彼の幸せが長く、続きますように・・・
そして、ボブが虹の橋にいく日が来ても、彼が強く生きていけますように・・・